木々の葉も美しく紅葉し、小春日和の穏やかな天気に恵まれた 11月21日(土曜日)午後1時半より第6回クリスマスチャリティーコンサートが開催されました。

 

会場は同窓生のAさんが、毎年提供して下さる浦和駅より至便の場所のスタジオプラネットです。これまではお一人で何役もこなされていたOさん、Aさん、Yさんに替り今年より、プチさいたまの幹事の皆様が主になってお働き下さり、例年どうりの手作りの温かな素晴らしいコンサートになりました。



 コンサートは、Mさんの和やかな司会により温かな雰囲気に包まれながら始まりました。今年は、女子大の園遊会で、YさんとOさんが”ひとめぼれ”をなさって、このコンサートへの出演を依頼され、それを快諾して下さいましたチェロ奏者の中馬脩氏(東京バッハアンサンブル)、1991年東京女子大学文理学部英文学科を卒業後、企業に勤務なさりながら2001年にはイギリスの夏季音楽講習プログラムに参加し、それ以後ご趣味で演奏活動をなさり、女子大の園遊会での演奏会では、常に中馬氏の伴奏を務め大好評を博していらっしゃる石関祐子氏のお二人の演奏でした。

     2009年クリスマスコンサート

 息のあった演奏は温かな音色とハーモニーで、会場全体が幸せな雰囲気に包まれました。<いつまでもいつまでも聴いていたくて、終わってしまうのがもったいなく感じました>とのお声が聞かれました。



1部は、愛のあいさつ、ヴォカリーズ、白鳥、ガヴォット、G線上のアリア、15分の休憩をはさんで、2部は、セレナード作品54-2、ラルゴ、夢のあとに、ギターの調べ、アヴェマリア、アンコールには素敵な子守唄をと、お馴染みの曲や、楽しい曲、しみじみと懐しい曲と演奏して下さいました。



 素敵な会場で、こんなに身近に身体にしみいるようなチェロの音とピアノの合奏にみな言葉もなく夢の中にいるようで幸せな気分に満たされました。

その後、Aさんの楽しい司会で、皆が楽しみにしているNさんの手作りのケーキとIさんの細やかな気配りにより適時に美味しく入ったコーヒーと紅茶を戴きながら今日の演奏の曲目のこと、女子大の今昔のあれこれなど、楽しいひと時を過ごしました。中馬氏がまるで同窓生のように女子大の今昔をご存知でいろいろなお話をして下さり、隠れ同窓生であられることが判明してすっかり皆嬉しくなり和気あいあいでお話がはずみました。



 休憩や演奏が始まる前には、手芸の会の皆様の作品やらAさんの手作りカード、Nさんのクッキー等の数々を思い思いにひやかしながら買い物を楽しみ満喫いたしました。石関さんもお帰りには、お買いになった帽子をかぶっていらっしゃいました。

 

 この収益は、チャリティーに供されました。終わりに讃美歌312番(星の界)を合唱して、名残りをおしみながら、それぞれ温かな気持ちで帰途に着きました。ご来場くださった方は48名でした。 

                           72年英米文学科卒 I-chan



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