行田探訪は忍城址からスタート。


忍城(15世紀後半築城)は湿地帯を利用しており「浮き城」とも呼ばれ、守りに強く攻めにくい名城であった。明治になり取り壊され現在は市役所・中学校などが建てられ、昔のままの姿を見る事は出来ないが城跡に再建された三階櫓は美しく、又郷土博物館と続く櫓内の展示室を見ると行田の歴史を知る事が出来る。ユニークなのは足袋の展示で相撲の小錦、貴之花らの大きな足袋もある。


足袋は江戸時代から続く行田の産業で、昭和の始めには「足袋御殿」とも呼ばれた豪邸も建てられた。ここを料亭として再活用した「彩々亭」にて和牛懐石のお昼を頂きました。


午後は県名発祥の地へ。


「さきたま古墳公園」では、まず博物館で学芸員の説明を聞きながら古墳から出土した展示品の見学。鉄剣に刻まれた金の文字の美しさに一同感心しきりでした。それから古墳の見学に。30万㎡という広い敷地の中に前方後円墳8基・円墳1基があり、その大きさに驚かされます。将軍山古墳、稲荷山古墳の上に登り、かの石田三成が忍城を水攻めにした折り陣を置いたと言う丸墓山古墳の上に立てば、今も忍城の櫓を眺められます。


(詳しい説明はSSイベント報告「埼玉のキラメク歴史を学ぼう」をご覧下さい)


のんびり散策を楽しみお喋りで喉も渇いてそろそろティータイム。鴻巣市にある「花久の里」でのケーキとコーヒーの美味しさに今日の疲れも消えて、48年卒から90年卒まで参加43名和気藹々の楽しい1日でした。


「歴史はおもしろい」こんな身近な所にも古代の不思議、戦国のドラマがあったのですね。


知れば知る程 授業ではない歴史はオモシロイ。映画「のぼうの城」もヒットして欲しいものです。分かり易く解説・説明をして下さったMさん・Sさん、地元から尽力下さったKさん、そして参加頂いた皆様 有り難うございました。 


さて、来年は何処へ?お薦めスポット、美食所・・・リクエストお寄せ下さい。(Y.K)




※追記 


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