~ 芭蕉とせんべいのまち草加と
     越谷の日本庭園「花田苑」で秋を満喫~


 台風一過、素晴らしいお天気に恵まれ、気持ちの良いバスの小旅行でした。

 川越集合の人たちを乗せ、定時に出発したエムエス観光のバス。
途中の待ち合わせ場所、新都心と草加駅では次々と同窓生が乗車されます。
新都心で



一番後ろの席からは一番前の人が遥か遠くに見えるほど
胴体の長い大型バスでしたが、総勢48名の幸せな顔で満席となりました。

*草加 松原遊歩道
 草加駅前のロータリーでは、おせんべいを焼いている
おせんさんの像がありました。

来た道を少し戻り、河合曽良像の前で全員下車。

鈴木薫子さん(77短教)の解説を大勢で聞き、次は道を渡って松尾芭蕉像へ。

芭蕉の像を見て何歳ぐらいか推測しましたが、
看板の説明では46歳で「おくのほそ道」への旅をスタートしたそうです。
60代~70代をイメージしていたので、その像とは違い、少しおどろきました。

  ここから間もなく、松原遊歩道にかかり、鈴木さんの解説を聞きつつ、
のんびり松並木の中を散策。
草加の地名の由来ですが、湿地帯だった土地を、
束ねた草と土を何層も交互に重ねて、造成したそうです。
「草」を「加」えて、作ったことから草加になったということですが、
大変だったでしょうね。

約1kmの行程でしたが、暑くもなく、寒くもなく、
透明な秋の空気の中の気持ちの良い散歩になりました。
歴史解説のために準備してくださった、鈴木さん、有難うございました。




*ぱりっせ
  松原遊歩道から百代橋を右に曲がり、綾瀬川を越えた所にある
草加市文化会館内のお店に行き、名物のおせんべい、
皮革工芸品のバッグやお財布、キーホルダー、面白いデザインの手ぬぐい等
それぞれ好きなものを買い込みました。


*糀家
 その後バスで昼食場所の吉川市の料亭「糀家」に到着。

大広間で小河支部長挨拶後、溝尾副支部長の名司会で新参加者の
東部地区の4名の紹介があり、拍手で歓迎。
 ここでは歓談しながら、珍しいなまず料理を頂きました。
食後、広い店内のロビーや廊下に飾られた、文化勲章を授与された大画家たちの、
素晴らしい絵の鑑賞をしました。さながら美術館のようでした。


*花田苑
ここから越谷の花田苑に行き、一同、
埼玉にこんな素晴らしい、日本庭園があるとは! と息をのみました。

こちらには、他に茶室や能楽堂がありました。
早めに糀家から来ていた、お茶を楽しむ会の方々によりお茶席が用意されていました。

参加者は二班に分かれて、お茶室と外の椅子席で、お茶の接待を受けました。
お茶をいただく合間に、広い庭園の散策。
池にはあちらこちらに橋がかかっていて、そこから、泳いでいる鯉を眺めたり、
ベンチに座って、素晴らしい庭園の景色を眺めたりと、
抜けるような青空と緑の競演を堪能しました。

美味しい和菓子とお抹茶の味わいは、最高のおもてなしでした。
本当にお茶を楽しむ会のみなさまとお手伝いの役員さんたちのおもてなし、
有難うございました。

*能楽堂
 その後、花田苑の隣の、能楽堂に全員で行きました。
まず、能楽堂の対面の畳じきの建物に入り、足袋を履いてから、
能楽堂の舞台にまわり、施設の方から説明を受けました。
立派な4本柱の能楽の舞台。実際演じているのを見たくなりました。

 異次元世界に来たような、不思議な癒し空間を移動してきた感じで、
どれも大満足な東部地区の埼玉探訪でした。
本当に埼玉を改めて見直しました。
よくぞ連れて来てくださいました。

*終わりに
 東部地区でお手伝い下さった方、初参加の東部地区の皆さん、
大歓迎ですので、今後も支部の活動にどうぞ参加してくださいね。

 バス内でのガイド役の役員さん、
おせんべいの予約販売のとりまとめられた役員さん、
本当にプロ並みの手腕。皆で関心していました。

 エムエス観光のバスの運転手さん、
素晴らしい運転技術に思わず拍手がおこりました。
今まで乗ったどのバスよりも、
長い車体での狭いところの車庫入れはウルトラ級の腕前でした。
お世話になりました。

Tommy

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