10月30日(水)、越谷ミニ支部会と共催の埼玉探訪当日は前日の雨が嘘のような秋晴れになりました。



今回の参加者は38名、集合は東武スカイツリーラインの東武動物公園駅でしたがほとんどの方は初めて降りる駅だったと思います。慣れない路線の上、朝の濃霧で列車のダイヤが乱れていましたが大幅な遅刻もなく皆さん集合されたのはさすが東女生、予定の時間には割烹和泉屋に全員到着していました。



 



割烹和泉屋は水曜日が定休日なのですが、今回は私たちの為に貸切で営業してくださり、出発の時間に間に合うようにお食事を提供していただきました。





お陰様で美味しいお食事と愉しいおしゃべりをゆっくり楽しむことが出来ました。



初参加の方も同窓という輪の中で楽しまれたことと思います。





 



食事の後はタクシーに分乗して次の目的地、宮代町のコミュニティセンター「進修館」へ向かいました。



広い敷地の中にコミュニティセンターとは思えない個性的な建物が建っていました。





案内をお願いした地元の市民ガイドクラブの方々が用意してくださった資料を基に概要を説明していただいたあと、2グループに分かれて館内を周りながら詳しく、裏話も交えたお話を伺いました。





 



設計した象設計集団の設計士のお一人、町長の姪の富田玲子さんが進修館についてお話しています。



◆進修館について 富田玲子先生 - YouTube



https://www.youtube.com/watch?v=7oZB8NN8C94 



 



その後、農村住宅をモチーフにした”学校は町“ ”教室は住まい“ ”学校は思い出“というコンセプトで造られた宮代町立笠原小学校へと移動しました。





校舎の外観はもとより校舎内もユニークで「竜宮城のような」という形容詞がぴったりな小学校でした。



校舎内はもちろん校庭も裸足という「自然の中でのびのびと」という教育方針は保護者の共感を得ていて、ここ数年の入学児童の増加に繋がっているとのことでした。





校庭には宮代町にある樹木が植えられていて、学校に居ながらにして四季の移り変わりを肌で感じることが出来るのだそうです。老婆心ながら校庭の管理は大変ではないのかしら?と思うほどでした。



 



小学校を後にして町立図書館を経由し山崎山へ向かいました。





花と緑のトラスト保全区に指定されているためそのままの自然が残っています。この季節はほとんど花が咲いておらず少し残念でしたがその代りに竹工芸の作品が点在していて目を楽しませてくれました。



 



山崎山を抜けたところにある「新しい村」が今回の最終目的地でした。





興味深い話が多かったため時間が足りないくらいあっという間の2時間でした。



帰りを急ぐ方も多かったのでここで解散となりました。残った方は宮代町の特産品等を直売する森の市場「結」で買い物をしたり、森のカフェでコーヒーを飲んだりソフトクリームを食べたりしました。



 



東武動物公園駅までバスで向かう方々がほとんどでしたが、ガイドの方々と一緒に歩いて駅まで向かった数名は最後の東武動物公園駅までガイドしていただきました。



 



宮代町は今でも初代町長の想いが息づいている素敵な町でした。



途中座る場所もなく歩き続けたのでお疲れになったことと思いますが、皆さまのご協力のお陰で無事に終えることが出来ました。ありがとうございました。  



       



  (Y・S&C・S)